(株)モリサワは17日、「Windows 10 Fall Creators Update」で同社の「UDデジタル教科書体」が採用されたことを発表した。同フォントは「Windows 10 Insider Preview」Build 16215からすでに導入されているが、正式に発表されたのは今回が初めて。

「UDデジタル教科書体」は、教育現場の要望に応えるため、ヒアリングや検証をもとに改良を重ねながら10年にわたり開発されてきた書体。筆運びの向きや点、ハライ、画数、筆順などは学習指導要領に準拠しつつも、太さの強弱を抑えてロービジョン(弱視)、ディスレクシア(読み書き障害)などにも配慮しているのが特徴。電子黒板やタブレット端末といったICT教育の現場で効果を発揮する可読性・視認性に優れるユニバーサルデザイン対応の書体となっている。

導入される書体は「UDデジタル教科書体 R」(レギュラー)と「UDデジタル教科書体 B」(ボールド)の2つで、それぞれに“等幅(英数半角)”、“P付き(英数プロポーショナル)”、“K付き(英数かなプロポーショナル)”のフォントが提供される。日本語版の「Windows 10 Fall Creators Update」ではOS標準フォントとして利用できるほか、日本語版以外でも日本語パックのインストールで利用できるようになるとのこと。

 

 

【関連記事】

「Windows 10」最新プレビュー、スタートメニューに「Fluent Design」が登場

「Microsoft 365」に2つの新バージョンが登場--さらなるセキュリティ機能も