米Microsoftは12日(日本時間)、Windows 10 Insider Previewの「Build 15007」をFast ringでPCおよびモバイル向けに公開した。

PC向けビルドでは、Edgeブラウザにタブのシェア機能、IEブラウザからのデータインポート機能、ダウンロードしたファイルの即時実行および、保存ボタンと保存先指定保存ボタンの統合が行なわれた。Webノート機能にも、Windows Inkが対応し、ペンまたはハイライターをタップすると、Windows Inkフルセットと「Build 14986」でリリースされた新しいスライダーが表示される。

また、「Build 15002」でアナウンスされた、Windows StoreからOSテーマをダウンロード可能となる機能も、近日中に利用可能となる予定。

Cortanaのアップデートでは、所有するPCで中断した作業をほかのPCで再開する場合のアシスト機能として、直前に使用していたEdgeブラウザのWebサイト、SharePointほかクラウドベースのドキュメントなどを表示できるようになった。

そのほか、通知エリアでのダウンロード状況などの進捗バー表示、Windows Helloによる顔認証のUX改善、キーボードショートカットによるすスニッピングツール操作などが可能となった。

モバイル向けアップデートでは、Azure Active Directoryを利用しての設定同期、Edgeブラウザ用の新Payment Request APIのプレビューサポート、ハイコントラストモード時のUWPアプリの視認性向上、PC版で実装されているアプリのリセット機能などが実装されている。

PCとモバイル共通のアップデートとしては、新Bluetooth APIの実装、スクロールバー表示の改善(マウスオーバー、スクロール時のみ拡大表示)などが行なわれている。

修正された問題は、PC版ではBluetoothのオン/オフ後にSurfaceペンのクリックが機能しない問題、ロック画面でWindows Helloが「カメラをオンにできません」というエラーを出す問題、Netflixアプリで動画ではなく黒い画面を表示する場合がある問題など。

モバイル版では、システム関連の通知(Bluetooth、USB/自動再生など)が機能しない問題、ポートレートモードで記録されたビデオが正しいアスペクト比で再生されないことがある問題、Bluetoothオン時に再起動するとGoodbye画面に電話が掛からないという問題、Outlookカレンダーでライブタイルに間違った日付が表示される問題、通知監視アプリ(ウェアラブルアプリなど)が通知にアクセスできなくなっていた問題などが修正された。

既知の問題としては、本ビルドに更新後、Spectrum.exeサービスのノンストップ例外が発生しEdgeブラウザなどのアプリケーションが反応しなくなる問題、新ビルド(15002以降)のインストール中、バグチェックにより以前のビルドにロールバックされる問題、Win32ゲームで特定の要素をクリックするとゲームが最小化され元に戻せなくなる問題、“%”を含むデスクトップショートカットでexplorer.exeがクラッシュする問題、セカンダリモニタへ“拡張”表示を設定するとexplorer.exeがループクラッシュする問題、設定>システム>表示で変更した明るさが設定アプリを終了した後に反映されない問題、高DPIデバイスでタスクバーのプレビューアイコンが予期せず縮小表示されてしまう問題などがある。